
私もそうでしたが、どうも世間の皆さんは
球速アップについて甘い考えを持っているみたいですね。
よく練習量が大事だとばかり言わない人がいますが、
現実は全く違う事実を示しています。
では、いったいその違いはどこから来るのか?
その違いの原因について説明します。
●間違ったピッチング練習をすると
少年野球で肘を痛めるしまうピッチャーを見かけます。
原因の多くは正しい投げ方、即ち、投球技術の基本を身につける以前に練習や試合で全力投球をしてしまうところにあります。
いわゆる野球肘になってしまいます。
また、小学生は成長期にあるため、骨の成長に筋肉が追いつかず、
筋肉の柔軟性が低下することも影響します。
投球動作により、肘の内側を引っ張る力、外側に圧迫する力が加わるため、投球動作特有の障害が生じてきます。
なかには、肘の内側に痛みがある場合、内側の骨が欠けてしまう
「剥離骨折」が見られることもあります。
また、外側が痛い場合、その部分にある軟骨が
影響を受けている障害もあります。
少年野球でのピッチングの練習方法としては、
正しい投げ方を先に覚えさせることが大切です。
正しい投げ方を身に付けてから
全力投球の数を増やさないと故障してしまいます。
スピード、コントロール共に向上するには、
正しい投げ方を覚える必要があります。
球数を多く投げれば球速がアップするわけではありません。
球数を多く投げれば肩や肘、首を壊す可能性もあります。
また、間違ったトレーニングをすれば、ケガや、
突然全力投球できなくなるといったことも起こる可能性があります。
日本臨床スポーツ医学会の「小学生の場合、全力投球は1日50球以内、試合を含めて週200球を越えないこと」という提言もあります。
●上達方法を知っているか知らないか
何事においても上達するためには、自分か師となる人が上達するための的確で具体的な方法を知らなければなりません。
つまり、自分か師となる人の分かる範囲までしか
上達できないのです。
これは非常に当たり前ですが、とても重要なことです!
つまり、あなたが上達するには、あなたが望むレベルに到達するための正確で具体的なノウハウを自ら学ぶか、もしくはすでに知っている人に教えてもらうしかないのです。
これを知らずに、球速アップという方向に全く沿っていない
練習を数多くやっても全く上達しません。
真面目に練習をして、影の努力もしているのに
球速アップしていない人はこのパターンです。
●良き指導者がいるかいないか
どんなに巷に知識が溢れても、小学生〜中学の間はその知識を得る・選ぶための「知識・理解力」が絶対的に乏しいです。
また、スポーツの上達に欠かせない神経系の発達も
主にこの頃までです。
ピークは小4まで。
そのため、この時期には、
・より良い野球上達知識を持つ保護者
・最先端情報に常に目を光らせ、どう指導すれば良いかと常に考えている指導者(実績があればなお良い)
の両方に出会う必要があります。
この時期にこの両者に出会えるかどうかが、後の野球人生が「ドラフトかかるかもコース」になるのか、それとも「凡人コース」を進むことになるかの分岐点になるからです。
この時期にこの両者に出会わずしてプロになるのは、
至難の業だと思います。
不可能ではありません。
ただし、高校卒業までに技術・体力ともに
追いつかないといけませんので大変です。
以上、球速アップにまつわるちょっと怖い話をしてきましたが、
あなたはこのままで大丈夫ですか?
私でお役に立てることがあればお手伝いさせて頂きますよ。
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